- 西暦2097年。
- 人類は怪獣との共存時代を迎え、太平洋上のとある島に怪獣たちの楽園『ゴジラアイランド』を築いた。
- それと共に地球政府は防衛軍を解体、災害から人間と怪獣を守る保安部隊Gガードをこの島に設置した。
ミサト編・その2
●第六話[ファイヤーラドン篇]
しばしの平和が続くゴジラアイランド。
怪獣ドクターのミサトは、この島の怪獣の生体の研究に余念がなかった。
そんなとき、ジュニアが倒れた。
しかも、 ジュニアの背中にキノコが生えていた。
それは、ナオがガイラ山で採取したモノと良く似ていた。
そしてミサトは、 ガイラ山で奇妙なキノコの大群生を発見するのであった。
そこへネオヘドラが現れた。
そのネオヘドラが吐く霧を浴びると、背中にキノコが生えてくるのだ。
さすがのゴジラも苦戦し、ラドンに助けられてようやく危機を回避するのがやっとであった。
ランデスは、勝利を確信し、『ゴジラアイランドキノコ化作戦』を推し進めて行くのであった。
ゴジラには、ネオヘドラを倒す手段がなかった。
ゴジラの熱線の温度が、ネオヘドラを倒せる温度までに満たないのだ。
そんな中、怪獣たちが次々と倒れだし、Gガード基地までもネオヘドラの胞子に汚染されるのであった。
ランデスは、空腹の司令官に嫌みたらしく食事を見せつけ降服を迫る。
古い神話の文献から、ミサトは「炎の精霊と合体した超高熱のファイヤーラドン」の事を知る。
それを聞いた司令官は、 ネオヘドラを倒すためにキングシーサーの力を借りる事にした。
不思議なことに、キングシーサーのいる「悟りの森」だけが、ネオヘドラの胞子に侵されていなかった。
「悟りの森」に向かったミサトを待っていたのは、すでに用意を調えていた キングシーサーとラドンであった。
さっそくミサトは「精霊の儀式」に参加する。
一方、ついにランデスは、Gガード基地攻撃にのり出すのであった。
ネオヘドラを相手に、ゴジラまたまた苦戦してしまう。
「悟りの森」では、精霊の儀式が失敗に終わり、ラドンは祭壇から転げ落ちてしまった。
しかし、ミサトは動かぬラドンに向かって、再び祈りを捧げた。
すると、怪獣たちの声援がとどろく中、ついにラドンは、炎の精霊と合体し、ファイヤーラドンとして蘇ったのだ。
そして、ゴジラとファイヤーラドンの高温火炎の共同攻撃により、ネオヘドラを見事に粉砕したのであった。
('98年7月13日〜7月24日全10回放映)
●第七話[ルーカス篇]
ルーカスは、老朽化がたたり、めっぽう調子が悪かった。
ランデスは、キャメロンを地球政府からの届け物として、 Gガード基地に送った。
司令官は、調子の悪いルーカスよりも、性能の良いキャメロンがお気に入りだった。
たまりかねたルーカスは、ミサトに改造を申し出る。
その改造中に、ルーカスが掃除機用コンピューターであることが判明した。
ショックを受けたルーカスは、ひとり海上を彷徨っていると、ヴァバルーダに出会う。
おまけに冷やしたスイカと間違われて回収されてしまう。
ランデスに捕らえられたルーカスは、そこで、キャメロンがスパイであることを知る。
そのころ、ゴジラアイランドでは、対獣レーザー砲が、怪獣たちを攻撃し始めていた。
緊急出撃したミサトのタルトクープも、操縦不能となる。
そして、助けに駆けつけた司令官が操縦するメカギドラも操作不能となった。
そればかりか、メカゴジラはゴジラに向かってバトルを仕掛けていったのだ。
すべては、潜入したキャメロンの仕業だったのである。
そして、キャメロンの支配化におかれたGガード基地は、ついにランデスの手に落ちてしまった。
ミサトとすきを見て脱出したルーカスが 、ランデスがGガードの作戦室で、ゴジラアイランドの秘密を探っている間に、 Gガード基地に潜入していた。
ミサトは、ランデスに気付かれないようにして、 対獣レーザー砲や メカギドラの暴走を止めていた。
たちまち形勢は逆転し、ランデスを追いつめるが、瞬間移動で逃走してしまった。
('98年7月27日〜8月7日全10回放映)
● 第八話[G島の秘密篇]
ある日、バラゴンが、ボールのような物体を口にくわえて、地中より現れた。
なんと、その物体は、奇妙な象形文字を空に投影するのであった。
司令官は、あわててその物体の回収を命じるが、一足早くランデスのヴァバルーダに奪われてしまう。
ランデスは、暗黒大皇帝に内緒でその分析を始め、その一部を解読する。
そして、デストロイヤとメガロを ゴジラアイランドに差し向けるのであった。
しかし、かれらは、迎え撃つゴジラに、あっけなく倒されてしまった。
不審に思ったミサトは、タルトクープで出動し、二匹の怪獣の死を確認する。
その墓標に花をたむけたミサトは、その夜空にオーロラを見ていた。
謎の物体の資料を調査した結果、一万二千年前のタイムカプセルであることがわかった。
その時、突然怪獣たちが苦しみだした。
ミサトは、原因究明にタルトクープで出発するが、見えない壁に激突してしまう。
その見えない壁は、ゴジラアイランドを覆い尽くす巨大なバリヤーだったのだ。
しかも、しだいにゴジラアイランドの空気が抜かれて行くのであった。
これこそ、ランデスがしくんだ、「ゴジラアイランド真空パック作戦」であった。
司令官は、モゲラとメカゴジラで、バリヤーの破壊を試みるが、失敗に終わる。
ミサトは、事態の打開をすべく、象形文字の解読に取りかかった。
その結果、「ゴジラアイランドの秘密」とは、古代ムー文明が残した禁断の超兵器であることが判明した。
ランデスは、 秘密は解明したものの、その在処がわからないため、ゴジラアイランドを酸欠状態にして、Gガードが動き出すのを虎視眈々と待つのであった。
そんなランデスの策略にも気がつかないミサトは、ゴジラアイランドの住人を救うべく必死になっていた。
そして、ついに 古代ムーの超兵器の在処を突きとめたのである。
そこへ向かうミサトの動きを知ったランデスは、死んだふりをしていたデストロイヤとメガロに出撃命令を下した。
やがて、ミサトはついに 古代ムーの超兵器を発見していた。
それを横取りせんとたくらむ デストロイヤとメガロの前に、ゴジラが現れた。
だが、酸欠状態のゴジラでは、思うように力が出せず、苦戦を強いられてしまう。
ついにゴジラもデストロイヤの前に敗れ去るのかと思われたとき、ミサトが操縦する古代ムーの超兵器・万能戦艦『仰天号』が現れ、その危機を救った。
そして、仰天号はそのままバリヤーを突き破り、バリヤー発生装置を粉砕した。
分が悪くなったデストロイヤとメガロは、ほうほうのていで逃走した。
こうして、ゴジラアイランドには新鮮な空気が蘇り、怪獣たちも無事に息を吹き返したのであった。
('98年8月10日〜8月28日全15回放映)
● 第九話[完結篇]
ちょうどそのころ、宇宙空間で、怪獣自動販売機からハイパーメカギドラを購入するものがあった。
一方、 『仰天号』に搭乗していたミサトは、ザグレス襲来を告げる微弱な電波をキャッチしていた。
その時、ヴァバルーダがミサトもろとも仰天号をトラクタービームで捕獲してしまった。
しかし、仰天号を手中に収めたにもかかわらず、ランデスは、暗黒大皇帝より、解任されてしまうのであった。
その時、ハイパーメカギドラに乗って、すっかりリッチになったザグレスが舞い戻ってきた。
ザグレスはランデスに代わり再びゴジラアイランドを攻めてきたのだ。
ハイパーメカギドラの冷凍光線により、さしものゴジラもたちまち氷漬けにされてしまう。
しかし、その時空のかなたからトレマが帰ってきた。
しかも、ザクレス襲来を警告したのだった。
しかし、ハイパーメカギドラの攻撃を受け、墜落してしまうトレマのパンナトルテ。
絶体絶命の危機が迫るなか、トレマの一念がゴジラに呼応して、氷を溶かすという奇跡を呼ぶのであった。
復活したゴジラのパワーにハイパーメカギドラは退散。
トレマは司令官とルーカスに感激の再会をする。
一方、ゴジラアイランドの本当の秘密を知りたいランデスは、ミサトを連れゴジラアイランドへ向かった。
再び、あの洞窟の奥へと進む『仰天号』。
そこでミサトとランデスは、壁面に描かれた暗黒大皇帝を目にする。
そして、その壁面の向こうには、本当のゴジラアイランドの秘密が隠されているのだ。
ゴジラアイランドの本当の秘密。
それは、二万八千光年の距離を一瞬にして超える、ワープゲートの存在であった。
ミサトを脅かし、それを動かそうとするランデス。
そこへ、ミサトを救出に現れるトレマ。
そして、ランデスは突如現れた遺跡の中へ消え去るのであった。
崩れ落ちる洞窟から脱出するトレマとミサト。
パンナトルテは故障し、白日の下にさらされたワープゲートは、ザグレスの乗るヴァバルーダに奪われてしまうのであった。
ワープゲートは渡すものかとミサトをはね続ける暗黒大皇帝。
と、そこへ、ランデスの操縦する『仰天号』が出現。
その正体を暴かんと、ランデスは暗黒大皇帝を撃つのであった。
なんと、暗黒大皇帝の正体は、二万年の刑を負ってX星の牢獄へ流された、古代ムーの独裁者であった。
それを知って驚くザグレスの前にランデスがワープ。
ヴァバルーダの席を巡ってつかみ合ううちに、謝って自爆装置のボタンを押してしまった。
自爆装置のプログラムをなんとか解除しようと焦るザグレスとランデス。
その結果、カウントダウンはさらに早まり、ヴァバルーダは大爆発を起こすのであった。
司令官は、ついに全てを語った。
地球政府はワープゲートの存在を隠すために、この島を「ゴジラアイランド」にしたというのだ。
その存続をめぐり、トレマとミサトは対立した。
トレマは、「ゴジラアイランド」を戦場にしたくないために、こちらから撃って出たいと言う。
ミサトは、トレマのその強さと優しさを知り、自分もそうなりたいと思った。
と、その時、遺跡上空にハイパーメカギドラが現れた。
ザグレスが生きのびて、ハイパーメカギドラを操縦していた。
そして再び、ザグレスはワープゲートを奪わんとするが、怪獣たちに阻まれてしまう。
ミサトは、これを最後の戦いとするべく、トレマとともに出撃する。
ゴジラやミサトたちの一斉攻撃で、ハイパーメカギドラもついに倒される。
倒されたザグレスは、命乞いをするが、なんとトレマはとどめのビームを撃つのであった。
ミサトは、タルトクープでパンナトルテに体当たりをして、トレマを正気に戻した。
と、その時、今度は、『仰天号』が出現。
なんと、あのランデスも、しぶとく生きていたのだ。
しかも、暗黒大皇帝の命を受けたキャメロンが、「ワープゲート」を起動しようとしていた。
そして、起動したワープゲートの向こうから、暗黒大皇帝が今まさに現れいでようとしていた。
その暗黒大皇帝を、ランデスが撃つ。
さらに、そこへハイパーメカギドラも復活し、大混戦となる。
だが、ミサトはついに「ワープゲート」を逆転させて、暗黒大皇帝をX星の牢獄へ戻すことに成功した。
暗黒大皇帝の召還を未然に防ぐことが出来たのもつかの間、「ワープゲート」がそのまま暴走を始めてしまう。
全てのものが「ワープゲート」の恐るべきパワーに飲み込まれて行く中、ランデス、ザグレスも消滅していった。
ミサトとトレマも、あわやというところで、全員が一斉に「ワープゲート」に集中砲火を浴びせた。
そして、ついに災いの超兵器を完全に破壊するのだった。
こうして、長かった戦いは、ようやくここに終結をみた。
トレマは、故郷のトレンディル星へ帰っていった。
ミサトも、宇宙ステーションへ転勤して行った。
もはや、必要のなくなったGガードは解体され、それを機に神宮司司令官も引退を決意した。
そして、手つかずの島となった「ゴジラアイランド」は、その名の通り怪獣たちの楽園となったのである。
(完結)
('98年8月31日〜9月30日全23回放映)
◆第二シーズン【ミサト編】おわり
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