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易占い Q&A
「易占い」の勉強に関しての Q&A コーナー   平成21年秋開設

(1)帰魂の卦(きこんのか)について教えてください。
(2)易経の本を数冊買いました。内容がどれも違います。どれが正しいのでしょうか。
(3)易占いを学ぶよい方法がありますか。

(4)「易経」とはどんな本ですか。「易経六十四卦」について教えて下さい。
(5)易では「毎日の運勢」、「毎月の運勢」、「一年間の運勢」をどうして占いますか?
(6)週筮(しゅうぜい)のすすめ


  (1)帰魂の卦(きこんのか)について教えてください。

 ● 陰陽(いんよう)
   陰    

●八卦(はっか)
八卦は8つあり、天(てん)・沢(たく)・火(か)・雷(らい)・風(ふう)・水(すい)・山(さん)・地(ち)です。それぞれ陰や陽が3つ重なって出来ています。 

乾(けん)・兌(だ)・離(り)・震(しん)・巽(そん)・坎(かん)・艮(ごん)・坤(こん)とも言います。


天(乾)  沢(兌) 火(離)  雷(震)  風(巽)  水(坎)  山(艮)  地(坤)


天は陽ばかり、地は陰ばかりから成り立っています。この姿を象(しょう)と言います。
天は全部、陽ですので、堅くて動的なもの、天のように高くて大きいもの広いものを表します。

地は全部、陰ですので、柔らかくて静的なもの、大地のように低くて平らなもの、包含するものを表します。このようにそれぞれが深い意味をもっています。

●易経六十四卦。
八卦を上下組み合わせると64の組み合わせになります。
例  風山漸 (ふうざんぜん)。

上の風を外卦(上卦)と言います。下の山を内卦(下卦)と言います。
この姿を本卦、又は大成卦と言います。そしてこの姿を「風山漸」の卦象(かしょう)とも言います。

●八純卦(はちじゅんか)。上卦と下卦が同じ姿です。
例 乾為天(けんいてん)  同じ天が上にも下にもあります。

●陰陽算木の説明
例 地沢臨(ちたくりん)
私は誰にもわかりやすいように、統一して図の通りの表現を用います。ここでは真ん中に赤が入っている算木が陰、赤が無いのが陽の算木です。
一番下から初爻、その上が二爻、三爻、四爻、五爻、一番上が上爻です。
     


参考  今から3500年前に出来た易経の「地沢臨」は下から 初九、九二、六三、六四、六五、上六と書いてあります。九は陽、六は陰のことです。

● 帰魂の卦(きこんのか)。
5爻を変じて(ひっくり返す即ち、陽は陰へ、陰は陽へ)八純卦になるもので、8つあります。
火天大有  天火同人  雷沢帰妹  沢雷随  山風蟲  風山漸  地水師 水地比 

恵祥の実占例
今から15年前の夏の暑い頃、徳永さん(私も、私の父もお世話になった方)が私の所に、近所の合同庁舎に来ましたからと言って、お仕事の帰りに立ち寄られました。奥様が春から国立ガンセンターに入院中とのこと、私はもう半年も一人暮らしですと。1時間ぐらいいろいろお話しされお帰りになった。

私は頼まれもしないのに、人様のことを詮索したり、易占することはない。ところがこの日ばかりは、ふと心配になって、手元にある八面賽でこの奥様のことを占ったのである。

占的 この奥様の現状は
得卦 火天大有の3爻 
占断 これはダメだ!

徳永さんが会社に戻られた頃を見計らって、こちらから電話した。先ほど私がお伺いしたことですが、奥様は、3日後、3週間後、3ヶ月後は危ないとみますよ、と伝えた。

それから丁度3日目の朝、会社の方から訃報の電話があった。
この夜私は通夜に行った。私が席に着くと同時に、徳永さんが私に向かって同席の方々にも聞こえる声で「お礼を言います」と言って、次のような意味の感謝の言葉述べられた。

先日はありがとうございました。家に帰って早速に、一人暮らしで日頃、玄関の掃除をしてなかったので下駄箱の回りから家の中の掃除をしました。次の日に郵便局に行き、万一に備えて必要なお金を用意しました。本当に助かりました。ありがとうございましたと。

●恵祥の独り言
私は人様の生死を推断したりするのは大嫌いです。このようなことは医学や宗教の分野でしょう。以前、口うるさいおばあちゃんの寿命のことを占ってください、と言われたことがありました。しかし私は、このようなことに関心がありませんのでお断りしました。この帰魂の卦の占例は私にとって例外的なことでした。

帰魂の卦(きこんのか)8つぐらい覚えるのはまだよい。文字に、魂が天国へ帰ると書いてあるので分かり易い。素直である。

遊魂の卦(ゆうこんのか)8つもある。帰魂の卦の下卦を裏返ししたものが遊魂の卦である。
火地晋 天水訟 雷山小過 沢風大過 山雷頤 風沢中孚 地火明夷 水天需

遊魂の卦は魂がこの世で遊んでいるの? 天国に行けないの?亡き人の場合は成仏していないので供養をする必要がある。生きている人の場合は魂が抜かれて生気がないなどと書いた本を読んだことがある。

墳墓の卦(ふんぼのか)5つもある。
天地否 雷山小過 沢地萃 地水師 雷地予が出たらお墓に入るの?お墓と関係がありそうだ。これが出たら重患のとき注意と書いてある。

八純卦(はちじゅんか)8つも病気に注意と書いてある。
乾為天 兌為沢  離為火 震為雷 巽為風 坎為水 艮為山  坤為地 

こんなことを覚えて役に立つのだろうか?こんなのを勉強するのが易の勉強だろうか?

江戸の昔、医者が易者を訪ねていた時代があった。病気占いを昔、病占といって易者が幅を利かせていた時代もあったようだ。医学が高度に進んだ現代に病占は無用でしょう。平安時代、江戸時代ならいざしらず、病気は易者でなく医者の分野です。

帰魂の卦、遊魂の卦、墳墓の卦、八純卦などのことを、これぞ易の勉強のように書いた本がある。こんな本は易経の勉強には邪魔です。時間の無駄です。

古書の中に出てくるような時代遅れの内容を、あたかもこれが易の勉強、と言わんばかりに書き並べた本もある。本の最後のところではない。真ん中のページにかいてある。

私には、帰魂の卦、遊魂の卦、墳墓の卦などのことを聞いたり、書いた本を読んだ方から質問がある。それ故に、私の講義で解説しておかなければいけない。質問にも答えなければならない。忙しいことだ!

一時が万事という言葉がある。帰魂の卦、遊魂の卦、墳墓の卦、八純卦などの言葉があちこち出てくるような易の本は他のページにも無駄なところが多すぎる。本棚の奥に押し込めるか、廃棄処分にするほうが賢明でしょう。

田中恵祥著「易経入門」・「易経の極意」・「易経の智恵」の中には、このような今の社会で無用と考えられるようなことは出てきません。効率よく易経の勉強を進めましょう。寄り道は大損です。

■まず易経六十四卦を覚えましょう!!



(2)易経の本を数冊買いました。内容がどれも違います。どれが正しいのでしょうか。

●易経六十四卦の一つ、地沢臨(ちたくりん)で説明しましょう。

(1)まず、今から3500年前の易経の本文はどう書いてあるでしょうか?

易経六十四卦の一つ、「地沢臨(ちたくりん)」で説明しましょう。

次のように全て漢文で書いてあります。
 
-
 

-
-
-
臨。元亨利貞。至于八月有凶。
兌下
坤上
-
初九 - 咸臨。貞吉。
- -
九二 - 咸臨。吉。无不利。
- -
六三 - 甘臨。无攸利。既憂之无咎。
- -
六四 - 至臨。无咎。
- -
六五 - 知臨。大君之宜。吉。
- -
六上 - 敦臨。吉。无咎。
- -


(2)私の著書「易経入門」・「易経の極意」・「易経の智恵」の中の「地沢臨」の解説です。

19.地沢臨(ちたくりん)希望に燃えて出発する時
卦 象

運勢予報
快晴
卦  辞
臨。元亨利貞。至于八月有凶。
(りんはおおいにとおるていによろし。はちがつにいたりて、きょうあり。)
運  勢
「臨」は臨機応変の臨、臨むということ。「地沢臨の時、大いに通じる。貞正であれば良い。八月に至ると凶あり。」勝海舟が幕末に希望 に燃えて太平洋を横断した時の舟名「咸臨丸」はこの卦からとられたものです。旧12月は現在の1月で、陽が長じ始めた「地沢臨」に当たり、また、旧8月は 現在の9月で、陽が衰え始めた「20風地観」に当たります。地沢臨の今は春爛漫の時、希望に燃えて進みましょう。新規の計画も良し、会社の中では地位の昇 進や昇給もあるでしょう。しかし、いずれは満開の花も散ることを心して進むべきです。
初爻 爻辞 咸臨。貞吉。
(みなのぞむ。ていきち。)
対処法 「互いに感じて臨む。貞正にして吉」。心を一つにして協力して進む時です。感動する心が大切なのです。
◎良い時です。
二爻 爻辞 咸臨。吉。无不利。
(みなのぞむ。きち。よろしからざるなし。)
対処法 「互いに感じて臨む。吉でよろしい」。信頼が厚く、すべて順調に進みます。意気に感じて進んでよい時です。
◎良い時です。
三爻 爻辞 甘臨。无攸利。既憂之无咎。
(あまくのぞむ。よろしきところなし。すでにこれをうれうればとがなし。)
対処法 「甘く臨んで、良いことはない。すでにこのことに気がついておれば問題はない」。あなたは口先だけで人に臨もうとしています。甘い、 甘い。不実は失敗の元です。
◎あなたの考え方、進み方に問題点があります。
よく反省し、改めましょう。
四爻 爻辞 至臨。无咎。
(いたりてのぞむ。とがなし。)
対処法 「至誠をもって臨む。問題はない」。あなたの真心あふれる態度が幸せを招きます。部下などの有能な協力者に一任する時。
◎大変良い時です。
五爻 爻辞 知臨。大君之宜。吉。
(しりてのぞむ。たいくんのぎ。きち。)
対処法 「相手を知って臨む。王としてふさわしい。吉」。知恵多きあなたは、やはり知恵ある人を選び、うまく用いることで成功するでしょう。
◎大変良い時です。
上爻 爻辞 敦臨。吉。无咎。
(のぞむにあつし。きち。とがなし。)
対処法 「篤実の心で臨む。吉で問題はない」。
人情たっぷり、誠の心で進みましょう。
◎大変良い時です。

(3)易経(周易)について
今より3500年前に中国で生まれ、皇帝の学問として発展してきた易は伏犠(ふっき)によって始められ、その後、周の皇帝の文王(ぶんのう)とその子周公(しゅうこう)により大成されたとされ、周易といわれます。これを易経の本文といいます。上の(1)と(2)が易経の本文です。

(4)春秋時代(BC770〜BC403)の孔子は易経本文ができてから550年ほど後の聖人ですが、易経本文の解説書として知られる十翼(彖伝上・下、象伝上下、繋辞伝上・下、文言伝、説卦伝、序卦伝、雑卦伝)の10冊の書物を著しました。一部は孔子の門人が書いたとも言われております。

(5)さらに、500年ほどたった後漢時代(AD25〜AD220)に鄭玄(じょうげん)が十翼の中の彖伝・象伝を易経の本文の後に移したといわれます。その結果、現在の分厚い本になりました。

(6)易経は日本に飛鳥時代(555年)に伝わりました。その後、日本でも沢山の方々が易経を勉強しました。
特に次の方々は有名で著書もあります。
(7)江戸時代 新井白蛾、真勢中州、平沢随貞が有名。
(8)明治時代〜高島呑象、加藤大岳が有名

「恵祥の独り言」
現代は印刷・出版が容易になり、上の方々の古書や既版の本の中身を真似たり、書き換えたり、自説を載せたりした本があります。易経の歴史は長いだけに、ビックリするようなおかしな内容の本もあります。

わかりやすい例を上げると、易経が出来た当時は、株などはなく、株価占いもなく、選挙もなく、選挙の当落判断もなかった。これらのことを書いた本があります。誰かが易の判断にヒントを得て書いたものでしょう。

私の「易経入門」・「易経の極意」・「易経の智恵」は易経の本文そのものの解説です。上の(1)(2)(3)になります。
私は周の文王と周公が作った易経(周易)のを勉強しています。易経の本文そのものを勉強しています。これは間違いなく本物ですから。


(3)易占いを学ぶよい方法がありますか。

あります! 最低1年以上、易の先生から習うこと。そして自宅でも毎日易の勉強をする時間を1時間程度確保すこと。

通学して易の先生から直接教わるか、これに代わる内容の通信講座を受講することです。最低1年以上このような勉強を継続することです

ちなみに私の教室(通学講座・通信講座)はどちらも同じ内容で、1回2時間の勉強を月に3回で、1年間続けます。

子供の受験戦争でも同じことですが、教え方の上手な先生に付くのが、易占いの習得では特に大切です。

■易経六十四卦を素直に覚えましょう!!



(4)「易経」とはどんな本ですか。「易経六十四卦」について教えて下さい。

この本は、人生でも政治の世界でも64の局面があると云うこを教えてくれる教養の書、哲学の書です。

この内容は私たちが一生で経験するであろう人生や、社会や、仕事や、経営の局面を64のステージに分類しています。

中国の春秋時代にまとめられたものに、東洋思想の中心になる四書・五経があります。この時代の儒家の始祖・孔子は「易経」をこの五経の筆頭におきました。

孔子は、易経を愛読してやまず、易経を綴じてあった韋(い)と呼ばれる革紐が三度もすり切れるほどに読み返したそうです

そうしたことから今でも、繰り返し繰り返し熟読することを「韋編三絶(いへんさんぜつ)」といいます。

孔子ほどの賢人をこれほど夢中にさせたのですから、易経の魅力は推して知るべしといえるでしょう。

外国では「易経」は「The Book Of Changes(変化の書)」として知られています。

野球では交代のことをチェンジと云います。チェンジとは変わるということです。個人の人生でも運勢が変化します。政治でも変っていきます。

アメリカのオバマ大統領は政治のチェンジ・変革を掲げて、アメリカ大統領になりました。

人生には64の場面があります。

易経に書かれた64の変化を最初から列記します。

1 乾為天 (けんいてん) 前向きに一所懸命頑張る時
2 坤為地 (こんいち) 一歩下がって進む時
3 水雷屯 (すいらいちゅん) 生みの苦しみに耐え忍ぶ時
4 山水蒙 (さんすいもう) 先が朦朧として見えない時
5 水天需 (すいてんじゅ) 今はとにかく待つ時
6 天水訟 (てんすいしょう) 訟え争いごとの多い時
7 地水師 (ちすいし) 良き指導者と戦争に向かう時
8 水地比 (すいちひ) 仲良く和気あいあいと進む時
9 風天小畜 (ふうてんしょうちく) 渋滞に巻き込まれたような時
10 天沢履 (てんたくり) 虎の尾を履(ふ)むような危険な時
11 地天泰 (ちてんたい) 天下泰平、万事順調の時
12 天地否 (てんちひ) 世はまさに闇の時
13 天火同人 (てんかどうじん) 一致団結して進む時
14 火天大有 (かてんたいゆう) 我が世の春の時
15 地山謙 (ちざんけん) 低姿勢で謙虚に進む時
16 雷地予 (らいちよ) 嬉しく楽しい準備の時
17 沢雷随 (たくらいずい) 立派な人に従う時
18 山風蟲 (さんぷうこ) 空気が澱んで物が腐ったような時
19 地沢臨 (ちたくりん) 希望に燃えて出発する時
20 風地観 (ふうちかん) 人生を深く洞察する時
21火雷噬ごう(からいぜいごう) 障害物を断固として除去する時
22 山火賁 (さんかひ) 見えを捨て内面充実の時
23 山地剥 (さんちはく) 崩壊寸前の危機の時
24 地雷復 (ちらいふく) 一陽来復の時
25 天雷无妄 (てんらいむもう) 成り行き任せが良い時
26 山天大畜 (さんてんたいちく) 大いに蓄積ができた時
27 山雷頤 (さんらいい) 食うために正しい努力をする時
28 沢風大過 (たくふうたいか) 家の棟(むなぎ)が傾いたような時
29 坎為水 (かんいすい) 一難去ってまた一難の時
30 離為火(りいか) 灼熱の太陽を浴びたような時
31 沢山咸(たくざんかん) フィーリングを大切にする時
32 雷風恒 (らいふうこう) 方針を変えてはいけない時
33 天山遯 (てんざんとん) 逃げるが勝ちの時
34 雷天大壮 (らいてんたいそう) 今すぐスピードを落とす時
35 火地晋 (かちしん) 出世階段を勢いよく昇る時
36 地火明夷 (ちかめいい) 無能をよそおい引き下がる時
37 風火家人 (ふうかかじん) 家内安全第一の時
38 火沢けい (かたくけい) 不和反目の多い時
39 水山蹇 (すいざんけん) 冬山で遭難したような時
40 雷水解 (らいすいかい) 春が来て厚い氷が解ける時
41 山沢損 (さんたくそん) 損して得取る時
42 風雷益 (ふうらいえき) ビッグチャンス到来の時
43 沢天夬 (たくてんかい) 堤防が決壊するような時
44 天風こう (てんぷうこう) 天下の美女と出会うような時
45 沢地萃 (たくちすい) 人や物が集まり繁盛する時
46 地風升 (ちふうしょう) 一歩一歩昇る時
47 沢水困 (たくすいこん) 困難極まりなく八方塞がりの時
48 水風井 (すいふうせい) 陰日向(かげひなた)なく仕事を続ける時
49 沢火革 (たくかかく) 改革、改新の時
50 火風鼎 (かふうてい) 天下に堂々と存在する時
51 震為雷 (しんいらい) 雷のような大騒動の時
52 艮為山 (ごんいざん) 山のように動かないのが一番の時
53 風山漸 (ふうざんぜん) 順序正しく進む時
54 雷沢帰妹 (らいたくきまい) 順序が逆でチグハグな時
55 雷火豊 (らいかほう) 豊かで盛大な時
56 火山旅 (かざんりょ) 移りゆく旅で人生の孤独を感じる時
57 巽為風 (そんいふう) 優柔不断は禁物の時
58 兌為沢 (だいたく) おしゃべりに注意の時
59 風水渙 (ふうすいかん) 良いことも悪いことも離散する時
60 水沢節 (すいたくせつ) 節度を正しく守る時
61 風沢中孚 (ふうたくちゅうふ) 真心が人を動かす時
62 雷山小過 (らいざんしょうか) 身の程を知って進む時
63 水火既済 (すいかきせい) 勝って兜の緒をしめる時
64 火水未済 (かすいびせい) 大きな人生目標に向かって進む時

易経の中には1 乾為天  2 坤為地 の順で書いてあります。全部で64ありますので最後は64 番です。

聖人は「易経六十四卦」の最後に未完成を意味する「火水未済」を置きました。何故完成を意味する「水火既済」を置かなかったのでしょうか。

私たちは、未だ未完成なのです。

勉強がそうです。本の最後まで来たら、今度は本の最初まで戻るのです。このようにして何回も繰り返して、自分のものにすることです。

人生も何事も完了・完成はありません。今からなのです。未完成という言葉にはとてつもない可能性と未来が含まれているのです。  

●恵祥の独り言
学問は力なり。継続は力なり。


(5)易では「毎日の運勢」、「毎月の運勢」、「一年間の運勢」をどうして占いますか?

毎日、毎月、毎年の運勢の易占を、それぞれ日筮(にちぜい)、月筮(げつぜい)、年筮(ねんぜい)と言います。


ご質問が多いので、このホームページの「エッセイ・恵祥の独り言」の中で実例を上げて説明しました。

日筮(にちぜい)については、2011年11月15日 ◎風火家人(ふうかかじん)をご覧ください。

月筮(げつぜい)については、2011年12月 1日 ◎水沢節(すいたくせつ)をご覧ください。

年筮(ねんぜい)については、2011年12月15日 ◎あなたの平成24年の運勢をご覧ください。



(6)週筮(しゅうぜい)のすすめ

易占による運勢判断として

●次の3つが易の世界で広く行われてきました。

「日筮」 「月筮」 「年筮」です。


@ 日筮(にちぜい) 1日間の運勢 

特定の1日の運勢・対処法などを知るために行う。

例えば、1月25日の日筮の場合、前日の1月24日に明日の1月25日の日筮として行うか、当日の朝行う。


A 月筮(げつぜい) 1カ月間の運勢

特定の月の運勢・対処法を知るために行う。

例えば、3月の運勢・対処法などを知りたい場合、

2月末頃、又は3月に入ってから今月3月の運勢と対処法はとして占う。


B 年筮(ねんぜい) 1年間の運勢 

通常は12月22日(冬至の日)に明年1年間の運勢と対処法を知るために行うが、冬至の日の前後の日でも、新年になってからでもよい。



●私の易道恵祥派では「週筮」を加えます。


C 「週筮」(しゅうぜい) 1週間以内の運勢

例えばこの週末の運勢・対処法は?

この旅行は良い旅行になるだろうか、その対処法は?

など数日から1週間以内の運勢・対処法などを知るために行う。

スタートの最初の日を指定してこの日から数日間とか一週間とかする。

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