| ますだ牧子の 「控え室から」 |
暮らしを守る政治をー 《市議会だより》 NO.558 2007年4月8日
さくらの花が一斉に開花し、一番美しい季節を迎えています。さくらのトンネルをバイクで走り抜けながら、「暮らしを守る政治を!」との思いを強くしています。巷にも、「老人の溜まり場で、ある老人が『私たち老人は、早く死ねと言われているのと同じですね』と言いました。老人の悲しい声で胸が詰まりました」(市民アンケートから)など暮らしを守って欲しいとの声であふれています。 昨年の年金控除の縮小などの庶民大増税に続き、六月からは、定率減税の全廃により、住民税・介護保険料・国保料と再び負担増が待ち構えています。来年からは、七〇〜七四才までは、なんと医療費が倍の二割負担へ。六五歳以上は年金から国保料が天引きとなり、七五歳からは、別立ての後期高齢者医療保険となります。高齢者には、「負担は重く、サービスは低く」ぼろもうけの大企業・資産家には、一兆7千億の大減税の大サービス。あきらめないで庶民パワーを発揮するときではないでしょうか!
|
娘の出産 《市議会だより》 NO.557 2007年4月1日
娘が無事に、男児を出産しました。市民の皆さんのご支援で存続できた熊本産院の医師をはじめスタッフの皆さんのご支援で、母乳育児を実践中です。 私も、娘の連れ合いと一緒に命の誕生に立ち会い、陣痛の末に、誕生した赤ん坊が娘の胸に抱かれるカンガルーケアに感動しました。日が経つにつれ、赤ん坊も母乳を吸うのが上手になり、娘も母親として日々成長しています。赤ちゃんにやさしく、母親にもやさしい産院のありがたさを実感しています。安心しきった赤ん坊のつぶらな瞳に出会うたび、「憲法九条を守り、平和な世の中を」と心を新たにしています。
|
「いのちの格差」を許すな! 《市議会だより》 NO.556 2007年3月25日
日本共産党国会議員団が全国の病院に対して行ったアンケート結果に衝撃を受けました。47都道府県の724病院から回答があり、国保料が払えず、国民健康保険証取り上げによる重症化事例が72病院、1027件もあったというのです。高血圧の治療中断による脳出血、胃潰瘍が悪化し、胃穿孔による緊急手術、糖尿病治療の中断で症状悪化し、死亡や人工透析、肝硬変の悪化で腹水、手術の遅れ等の事例が報告されました。 治療費の未集金も387病院で22億5千万円以上に上っています。こうした結果を受け、小池晃政策委員長は、「貧困と格差がいのちの格差まで生み出している」と告発しました。 私自身も、身近な相談事例から、国保料滞納による受診抑制に心を痛めていましたが、改めて、「払える国保料へ引き下げを!」と決意を新たにしました。
|
障がい者の苦難解決は急務!
《市議会だより》 NO.555
2007年3月18日
障がいを持つ方や、ご家族から話を聞く集会に参加しました。Aさんは、精神科病棟での患者虐待の実態を告発されました。視力障がいのBさんは、介護保険の認定が下がり、時間が足りず困っておられます。Cさんも、要介護1となり、介護タクシーが利用できなくなり、通院の2000円のタクシー代の負担が大変です。年金と働いて得たお金で、最低限の生活がしたいというDさんは、将来のことを考えると不安がいっぱいです。Eさんは、利用料負担の減免手続きの際、本人と家族の通帳まで提出しなければならず、『土足で踏みにじられた思いで悔しい』と発言されました。国と自治体による負担軽減はあったものの、介護給付切り下げと、障がい者自立支援法の『受益者負担』の原則が、障がいを持つ皆さんやご家族をいかに苦しめているのかを思い知らされた集まりでした。
|
両親の議会傍聴 《市議会だより》NO.554 2007年3月11日
天草の両親が、五期二〇年間で初めて三月二日、一般質問の傍聴に来ました。質問終了後の懇談会で、「よく勉強している。共産党の話は聞いてみないと分からない」と感想を述べ、「赤旗を読むと本当のことが分かる」と赤旗のPRまでしたそうです。(私は、質問直後の議運で欠席) 私が、就職後、同僚の勧めで、入党したことを知り、田舎に連れ戻しに来た時から、早三五年。父が私の活動に理解を示してくれたことに、うれしくなりました。 いつの間にか、父も八二歳、母も八〇歳。少ない年金と、菜園で作った野菜を直売所に出荷し、細々と暮らしています。父たちのように、額に汗して働く人が報われる社会をつくるために、いっそうがんばりたいと決意を新たにしました。
|
石神山公園でバーベキュー 《市議会だより》NO.553 2007年3月4日
島崎の採石場跡地を買収・造成した石神山総合公園が三月末で完成します。 総事業費は二十六億円。用地買収費は、十七億四千万円。石材会社には、移転・営業補償を含めて実に、十三億八千三百万円が支払われました。 開催中の議会には、公園でバーベキュー広場を開設する条例が提案されました。一回の使用料が八百円、春夏の六ヵ月間の開設で二百万円の収入見込。周辺から閉ざされた公園のために、常時二名の監視員がおかれ、その費用は四百七万円とのこと。二十六億円の投資効果が、バーベキュー広場でいいのでしょうか。 一方では、熊本市の高い国保料のために、払うことができず、保険証が手元にない世帯は、一万世帯近く。手遅れになり、命をなくした方もおられます。石神山総合公園などの無駄遣いが、国保会計にシワ寄せされ、県下十四市で最高の国保料となりました。こんな予算に賛成した議会の責任も問われています。
|
連帯と寛容の精神を!
《市議会だより》NO.552
2007年2月25日
熊本市は、2月26日からの定例議会に資源物などの持ち去りを禁止し、違反者には罰金を求める条例を提案します。私たちは、昨年12月の段階で、生活と健康を守る会の皆さんと一緒に「ホームレス支援」の立場からも提案の中止を求めました。その後も、ホームレス支援団体や、熊本クレ・サラ・日掛け被害をなくす会や弁護士・司法書士連名での提出中止と再考を求める意見書が提出されました。 意見書では、ホームレスの方々のおかれた実態を直視し、「廃品回収が生きていくための最後の手段となっている人々にとっては、その手段を断たれます。これは死を意味します」と危惧し、憲法25条に反すると指摘しています。また、集積所に出された資源物を市の所有とすることにも民法違反の可能性があると問題点を指摘しています。空き缶などを拾い集めて生きてゆかざるを得ない人々への連帯と寛容の精神が熊本市に求められています。
|
「待ったなし」の声に応えて 《市議会だより》NO.551
2007年2月18日
私たちの『市民アンケート』には、切実なくらしの声がいっぱい届けられ、身の引き締まる思いです。 具体的に道路などの改善を求める声には、現地調査を行いさっそく対応しています。「年金が下がったのに、介護・国保の保険料が上がり、病院に行けません」との訴えには、さっそく連絡し、一緒に生活保護課に相談に行きました。 今日は、重度の障がいを持つ娘さんを自宅で介護しておられるお母さんと障害福祉課を訪ねました。腰と膝を痛め、四十`の娘さんを抱っこすることが出来なくなり、家から車まで運ぶ『外出支援』サービスを再開してもらうためです。行政が、「困っている人をどうすれば救うことが出来るのか」市民の立場で考え、実行すれば解決することはいっぱいあると痛感する毎日です。
|
|
「福祉の心」が問われている 《市議会だより》NO.549 2007年1月28日
生まれつき全盲の息子さんを残してお母さんが急逝されました。お母さんは、Aさんにとって、仕事上のマネージャーであり、身近な相談相手、分身でした。 八十二歳のお母さんが、食事など家事いっさいを行い、Aさんを支えて来られました。Aさんの兄弟の方々は、それぞれ家庭を持ち、仕事もあり、援助にも限界があります。緊急に「障害者自立支援法」による認定を申請し、ホームヘルプサービスをお願いしました。 ところが、熊本市は、サービスを開始できるのは、「月一回の認定審査会でサービス量が決まってから」と言うのです。 緊急開始のマニュアルでは、「ショートステイ」を利用する場合に限るとのことでした。Aさんのケースは想定外!とのことでした。自宅で、マッサージ業を営み、家事援助のホームヘルプサービスが受けられれば、地域で立派に自立できるのです。それを支援するのが法の目的のはずです。Aさんと共に、早期開始をお願いし、緊急対応が決まりました。
|
温かいご飯が食べたい 《市議会だより》NO.548 2007年1月21日
この寒さで、ホームレスの人の相談が相次いでいます。ホームレスから市営団地に入居することが出来た人に、『何が一番良かったですか』と聞いたところ、「温かいご飯が食べられたこと」と言われました。訪ねてきた人に南熊本の生活相談所では、温かいご飯を食べてもらいました。
七十歳の女性が、「八日間、食べるお金がなく水だけで、今年に入って七キロやせた」と、ふらふらして相談に来られました。『もう死ぬしかない』と思ったときに、テレビに映る志位さんを見て、大阪にいたとき、「困ったときには相談してください」といっていた吉井衆議院議員の言葉を思い出し、相談にこられました。生活保護の申請をし、病院でさっそく診察を受けてもらい、治療をスタートさせることにしました。貧困の広がりを実感する毎日です。
|
議員定数削減の本当の狙いは? 《市議会だより》NO.547 2007年1月14日
市長選挙では、大差で幸山市長が再選され、自民党などが押した候補者は敗北しました。その直後の十二月議会に、自民党は、議員定数の四減を提案しました。提案理由では、「世論の動向を見て、費用対効果を考慮し、四減とした。二億四千万円程削減できる」と経費削減効果のみを強調しました。 「費用対効果」と聞いてあきれました。そもそも、産業廃棄物に等しい石神山採石場跡地を移転・営業補償まで行って買収し、総額二十六億円の公園事業に賛成した自民党に、『費用対効果』を語る資格はありません。 法定定数五六より四議席少ないのに、さらに四議席削減する本当の狙いは、少数政党・会派を議会から排除することです。今やるべき「議会改革」は「政務調査費の収支報告書への領収書添付」です。その請願に背を向けた自民、公明、市民連合、市民クラブなどの会派の見識が問われています。
|
庶民を大切にする政治を! 《市議会だより》NO.546 2007年1月7日
空き缶を拾う無年金の高齢者、子どもを寝かせて夜働く母子家庭の母親、娘を進学させるために朝・昼・晩と身を粉にして働かねばならない零細企業の奥さん・・・働いても、働いても報われないNKH報道のワーキングプアの現実に胸が締め付けられました。 「国民を大切にしない国家に繁栄はありません!」「病気、親の介護などで苦しむ国民にこれ以上の自立、努力をもとめられるでしょうか?」との内橋克人さんやキャスターの訴えに「そうだそうだ」と共感しました。 熊本市民のおかれている実態でもあります。その大元が自民・公明が進めてきた「弱肉強食・・強きを助け、弱きを挫く」逆立ちした政治です。今年は、庶民パワーを発揮して悪政に立ち向かい、転換の年にしなければと決意を新たにしています。市議会議員として、5期20年みなさんに支えていただきがんばることができました。 今春の市議選は、定数4減とこれまで以上に激戦を極めます。更に、6期目を目指し全力投球します。市民の皆様のご支援・ご鞭撻をよろしくお願いします。
|
|
|