人妻のためのネットラブ講座

★ ネットラブ基礎知識編 ★



subject : メンクイじゃないのに・・・・・・



  「あなたはメンクイですか?」

  と聞かれて元気よく「はい!」と言える人はそれほど多くないと思います。 だって、「ハイ、わたし、メンクイなんです」って言ったとたんに 「じゃあ、ご主人(または恋人)を見せてください」って頼まれたら どうします?困りませんか?

  「いや・・・・・・だから・・・・・・メンクイっていうのはアイドルとかに対して、 ってことで・・・・・・えっと・・・・・・その・・・・・・」といきなり会話にテンテンが 増えたりして。

  予備校のCMに「『学校なんて関係ない』と東大出てから言ってみたい」 ってのがありますね。あれをモジると「『顔で選んだんじゃないわ』と 木村拓哉と結婚してから言ってみたい」って感じ?違うか。静香。

  まぁ、それはそれとして。メンクイではなくても自分の好みの顔という のはわたしたちそれぞれにあるはずです。わたしも(かつての)夫の顔がとても 好きでした。逆立ちしてもジャニーズには入れそうにない顔だったけど、 見飽きない顔でした。

  性格が好きだから、顔も好きになったんじゃなく、顔も性格も一緒に 好きになったんだと思います。夫は会社の同僚だったんですが、そういうふうに 実生活で恋に落ちる場合って、容姿と性格がワンセットになってますからね。

  容姿と性格がワンセットじゃないときもあります。 どういうときかというとメルフレに恋したとき。問題が起きるのはメルフレとの 初デート。問題というのはメルフレの顔への拒否反応です。

  メールで「好きになっちゃった」とか「恋かもしれない」と思って、 実際に会いますよね。

  「彼が少々ブサイクでも大丈夫。
   だって、こんなに話が合うんだもん。
   それより、深みにはまっちゃうほうがこわいな♪」

  生まれて初めてメルフレと会う女性やとことん相手を好きにならないと メルフレに会わない主義の女性はこれくらいの気持ちでデートにのぞまれていると 思います。

  でも、やっぱりトラブルというのは起きるときは起きるんですね。 「少々ブサイク」どころじゃない場合だってあるんです。顔を見た途端に 「恋」は瞬間冷凍されて、あとは「会わなきゃよかった」と後悔するばかり。

  そういう経験をされた方からメールをいただくことがあります。 大体のパターンは以下の通り。

>わたしは自分がメンクイだと思ったことはないんです。
>でも、彼といてもぜんぜん楽しめないんです。
>彼は「また会おう」と書いてきますが、気が進みません。
>リスクを背負うのならそれなりの相手じゃないとイヤなんです
>(彼と会うくらいなら夫と遊びに行ったほうがマシです)。
>彼への返事もなんとなく気が抜けてしまっています。
>わたしって、自分勝手なんでしょうか?
>自己嫌悪でいっぱいです。

  そう、この自己嫌悪。

  たとえて言えば、親戚のおばさんに 「そういえば、昔わたしの着てた千鳥格子のスーツがあるんだけど、 よかったら着ない?」と言われて、「くれるんですか?うれしい」って よろこんだら、納戸の奥から出てきたのはわたしが思ってたのは ぜんぜんイメージの違う洋服で、当たり前だけど、サイズもまったく合わなくて、 内心「こんなの着られねー」と思うんだけど、その場は「うわぁ、ありがとう ございます」とか言って持って帰って、そのまま押入れ直行便で、 その後押入れを開けるたびにため息が漏れるような自己嫌悪(実話)。

  とはいえ、メルフレの場合、しかたないですよ。そりゃまぁ、自己嫌悪を 感じるのもしかたないけど、「嫌いな顔の人とは付き合えない」のは しかたないです。

  顔だけじゃなく、洋服がダメだったり、髪型がダメだったり、 口臭がダメだったり、手の甲にモジャッと生えてる毛がダメだったり、 やっぱ、そういうことってあるんですよ。

  (あ、ダメというのは客観的普遍的にダメってことじゃなくて、自分に とってはダメ、個人的主観的にダメってことです。好みは人それぞれですから)

  つーことで、少しでも罪悪感、自己嫌悪から逃れる方法を 模索してみましょう。

  まず、たいせつなのはあまり相手に期待しすぎないことです。 当たり前のことですが、文章と顔とは比例も反比例もしません。 なんの関わりもありません。それは自分の顔を鏡に映してみればわかることです。

  次に、自分の公平さをあまり信用しすぎないこと。わたしたちは機械じゃ ないんです。「きっと、こうなる」と思ってもその通りになるとは 限らないことを肝に銘じておきましょう。

  そして、最後にいちばんたいせつなこと。メールフレンドとは 余計な約束をしないようにしましょう。「会ったら手をつなごうね」とか 「キスしようね」とか「会ったあともメールは続けようね」とかね。 そういうこと書いてくる男性ってけっこう多いようです。

  んなこと言われたって、先のことはわかんないっすよねー。 すべては会ってからでしょう。そーいうのは、上手にごまかしてください。 「なんだか恥ずかしいな」とか「あなたに幻滅されなければいいけど」とか 「いいムードになれればいいですね」とか。

  身をよじりながら「え〜、わっかんな〜い♪」とかわいこぶるのが いちばんなんですが、これをメールでやるのはちょっとむずかしい。おまけに、 やりすぎるとバカに見えますから、そこらへんは各自で工夫してください。

  以上の3つで自己嫌悪をかなり防止できると思うのですが、どうでしょう?

  もちろん、どんなに予防策を講じようと、「悪いことしたな」って気持ちは 残ります。メルフレの顔を見て冷めてしまうんですもんね。申し訳ない。 でも、こんなふうに考えてみるのはどうでしょう。

  いま、あなたが彼に与えた苦痛はいつの日か自分にも降りかかって くるのだ、と。あなたもいつかだれかに切り捨てられるかもしれないのだ、と。 そして、あなたが容姿やその他のメールではわからなかった要因で 切り捨てた彼も、だれかに対して同じようなことをするかもしれない、と。

  傷つけっぱなしの人生がなければ、傷つけられっぱなしの人生も ないと思うんですよ。傷つけながら、傷つけられながら生きていくんでしょう?

  つまり、いつか外見的にも性格的にも「大当たりのオトコ」に出会ったとき、 相手にとって自分が「大ハズレのオンナ」ってこともあるわけです。 別にブサイクだからじゃなくて、なんとなく好みに合わない顔だから、って理由でね。

  メンクイじゃなくても顔で選ぶことはあると思います。 あまり思い詰めずに選び選ばれることを楽しめるといいんですけどね。 こっちがダメならあっちがあるさ、で行きましょう。

  ということで、また。




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