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みどり幼稚園の玄関ホール正面の吹き抜け部分の壁は、大きな壁画になっています。 幅は5m35cm、 高さは最高部で6m8.5cmもあります。作者は松井エイコさんで、タイトルは「限りなき可能性」です。
この壁画は、一人ひとりの子どもが限りない可能性を持って生きる姿を象徴しています。
形はシンプルで明快にし、自分自身の内側に、「無限の可能性」を感じる子どもを左側の人間の姿に象徴し、「新しい可能性に向かって歩みだす子どもを右側の人間の姿に象徴しました。
背景の円弧は、子どもを育む「大人の内面」を象徴しています。背景の斜線 と垂直線は、「成長する力」を表しています。水平線は、「時間」をイメージさせる、温かな落ち着きのある色を選択してみました。紫色・うす紫色は信頼を、柿色はいのちを、銅色は文化を、ぶどう色は蓄積を、草色は安らぎを、青・白・藍色は真摯な願いを、黄色はエネルギーを感じさせます。
素材はガラスモザイクでできており、1000度以上の高温で溶解した、色ガラス特有の深みのある色と光沢によって「希望の輝き」を表現しています。オフホワイト色の塗装が吸い込むような静かな広がりを生み出しているようです。
特性としては、エントランスホールに夢の広がる空間づくりをめざしました。 吹き抜け空間を「人生の出発点に立つ子どもの内面」として、位置づけました。吹き抜け全体に描く円弧の形によって「子どもを包み込む安心感」と同時に「無限の広がり」をつくることを意識してみました。
左側の人間の造形によって「受けとめる力」を、 右側の人間の造形によって「発する力」を追求します。ガラスモザイクの色彩を一階部分に重点的に配することで安定感をつくり、吹き抜け二階部分のオフホワイト色の塗装によって広がりをつくり、さらに二階部分のガラスモザイクの垂直にのび
る形状によって高まりをつくる構成としました。
左右対称の構成によって中心性を強調し、「子どもが主体」となる世界を表します。
大きさはガラスモザイク面積で約20平方メートル、塗装面積では約16平方メートルあります。
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