ホーム耳掻き講座>耳垢の秘密


−−耳垢について−−

 耳あかは、外耳道(耳の穴)の耳垢腺というところから出る分泌物で汗やわきがと同じ汗腺の一種です。

 汚いと思われている耳あかにも、次のような重要な働きがあります。

  1.耳あかは酸性で、殺菌作用がある。

  2.耳あかは蛋白分解酵素があり、殺菌作用を果たす。

  3.耳あかには脂肪が含まれており、皮膚の表面を保護してくれる。

 また、耳あかの種類には、コナミミ(粉状・カサブタ状)とアメミミ(湿り気・粘着質)があります。

 これは遺伝によるもので、日本人には「コナ耳」が、欧米人には「アメ耳」が多いです。

では何故そうなのかと申しますと

 ユーラシア大陸を早い時期から南下し留まっていた人達が日本に渡ってきたとされているのが縄文人。

 対して弥生人は、シベリア地方に長く留まり体の生理が寒冷地対応になった為、耳垢も凍る湿潤型ではなく

 乾燥した耳垢になったと考えられています。

 しかし現在まで何百年の間に縄文人と弥生人の混血が行われており、必ずしもそうだとは言い切れません。

耳あかをためすぎると難聴の原因になる可能性があります。

 耳垢腺の分泌物やはがれた皮膚、ごみ、毛などが固まって外耳道をふさぐと

 難聴や耳鳴りなどの原因になります。外耳道が完全につまってしまうと

 家庭で取ることはできなくなってしまいます。特に水泳や洗髪などで耳に

 水が入ると、耳あかがふやけて膨らむので、注意が必要です。


−−耳の掻き方−−

耳掻きのフォーム

 中指で耳かきの背を押さえ、親指と人差し指をあわせた3本の指で構える。

 かき出すときは、薬指をそっと頬に当てる。

耳掃除の頻度は、どれくらいが良いのでしょうか?

 2〜3週間に一度くらい耳そうじをしましょう。

 あまり頻繁にしすぎると、外耳道の薄い皮膚を傷つけて

 炎症を起こしてしまうので気をつけてください。

では実際の注意点としては

 耳かきを耳の奥深くまで入れないのがポイントです。

 耳あかは、耳の入り口から1センチくらいのところにたまるものなので

 耳かきを深くいれすぎると、かえって耳あかを奥に押し込んでしまったり

 皮膚の敏感な部分を傷つけてしまう可能性があります。

それと基本的な事ですが怠りがちな

 周りに子供がいないところで取る(絶対です)

 子供がぶつかって鼓膜を破る事故が少なくないとの事。

 人に掻いてもらう時は光を十分に耳の中に入れる耳たぶを後ろにひっぱると見えやすくなる。

 万が一、鼓膜が破れた場合には、激しい痛みや出血を伴いますのですぐに耳鼻科を受診しましょう。

 処置すれば鼓膜は再生します。

私達、耳掻き好きの最大の注意点は

耳あかの取りすぎは外耳道炎のもと!

 耳あかを取りすぎて外耳道を傷つけると、皮膚のびらん、水性の耳だれ

 さらにはカビが生えてかゆみが増すなど、慢性の外耳道炎を引き起こす

 ことにもなりかねません。慢性の外耳道炎は、耳あかの取りすぎが

 原因のことが多く、耳あか掃除もほどほどが良いと言えます。

最後に私から

 よく「耳掻きのし過ぎで外耳道炎になった」と言う人がいますが

 自慢にもなりませんので掲示板等に書き込まないで下さい。

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