胞状奇胎の体験記(その5)

検診の日が来ました。こんなにみんなが
頑張ってくれているのだからこの子は
産めるんじゃないかと思うようになっていました。
今日は院長先生で、診察では
ぱぱも一緒に超音波の画像を見ました。

かわいいまるはみえるけれども
姿は見る事が出来ませんでした。
「あかちゃん、見えないですね」
というと先生は例のごとく、
「まだ見えなくてもおかしくないですよ」
とおっしゃいました。
胎嚢がもう少し大きければいうことないんだけど
ともおっしゃいました。

いつもの私ならまたがっかりしたかも知れません。
でも今日は、その言葉に悲観的な要素を
感じ取らずにすみました。

超音波の写真を一週間前とくらべてみると
あきらかに大きくなっていました。
ぱぱに「名前何にする?」などと
いう余裕もでていました。

しかしその二日後、茶色のおりものだったのが
鮮血になってしまいました。ショックでした。
娘が寝た後泣きました。
こんなことか続けて起こるものなんでしょうか?
泣かずにいられませんでした。
泣く事しか出来ませんでした。

翌日、病院へいきました。
超音波でみてみると胎嚢の横に
胎嚢よりも大きいまるが見えました
血のかたまりでした。
おとといまでそんなもの見えなかったのに。

流産の可能性は50%とおっしゃいました。
だけれどもその言葉から、60〜70%ぐらい
だろうと思いました。

先生は無理には入院は勧めませんでしたが、
少しでも可能性があるなら、頑張りたいというのと
家事と仕事でくたくたになっていたぱぱのことも
気になっていたので、実家の母にきてもらい、
結局入院することにしました。


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