Yoo が2000年に出願した国立大医学部の学士編入学試験(旭川医科大学、群馬大学、島根医科大学、山口大学)について、簡単にまとめました。私も受験の際に、インターネット上の情報を活用させて頂いたので、恩返しと言っては何ですが記録を残すことにしました。大学名は伏せたかったのですが、検索エンジンでぜんぜんヒットしなければ意味がないので、一応載せました。問題が生じるといけないので、内容はあくまでも概略のみとさせて頂きます。それでは、以下御参考まで。
| ・ 総評 |
| ・ 旭川医科大学(平成12年度*) |
| ・ 群馬大学(平成13年度) |
| ・ 島根医科大学(平成13年度) |
| ・ 山口大学(平成13年度) |
* 旭川医科大学では、2年次後期編入となり試験実施年の10月に入学となる。その他の大学は、3年次前期編入で試験実施年の翌年4月入学。 |
| 御注意 |
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・本内容は、あくまでも私の個人的体験に基づき記載したものです。大学とは一切関係ありません。 ・本内容により、生じた一切の損害においては責任を負いかねますので、ご了承ください。 ・本内容は、2000年に実施された試験についてのものです。今後、実施方法や科目・内容などが変更されることが考えられます。御注意下さい。 |
以下に、私が2000年の受験を通して感じたことを簡単に書いておきます。
医学部の学士編入学試験において、一次試験を通過することはかなり難しいと思う。数十〜百倍というすごい倍率の中から、一次試験で十倍程度まで絞られてしまうのだから。この段階で数百人単位で不合格者が出てしまう。試験全体の中で一番落ちる人数が多い。自分の場合、とても幸運なことに一次試験は出願校すべてで通過することができた。大学院は別として、大学時代の成績は、良いほうだとは思わない。むしろ悪いほうだと思う。また、二次試験に来ている人たちの経歴はほんとに様々だった。これらから考えると、課題作文にかなりウエイトがあるのかな?と思う。
二次試験は大学によって特色があるが、基本的に学力試験なので実力のある人はちゃんとパスするようだ(実力があっても、試験なので不運にも失敗してしまう場合もありますが)。どこか一つの大学で二次試験を通過している人は、複数の大学で二次試験をパスしていることが多い。ちなみに、試験科目に関しては、勉強できるだけしたほうが良いと思う。ライバルの実力は相当に高いと思われる。
三次試験は一校しか受験していないので、その経験からしか言えないが、少なくとも自分の受験時に来ていた人たちは、とても優秀な方ばかりだった。選抜する側にとっては、誰をとってもほとんどはずれがないレベルなのではないだろうか。でも、その中から選抜しなければならないわけである。だから、これはほんとに難しいと思う。しかも、こうすれば受かるという明確な方法論がないわけだから。
なんか読んでみると、”難しい”としか書いていない様に思えますね、うーんうーん。でも、ほんとに難しいと思います。3万円も払って受験する人は、みなさん本気ですから。しかも、みんな一度は受験勉強を乗り切った方たちですから。私が合格できたのは、ほんとにたまたま運が良かっただけかもしれません。
以上。
一次選抜は、推薦書、課題作文などの書類選考でした。推薦書はA4で2枚程あります。課題作文は、”志望動機、大学で学んだ専門知識、専門知識を医学にどう生かすかについての論文(1600字程度)”でした。
二次選抜は、英語、生命科学、小論文でした。
英語は、確か数行の英文和訳数問と課題英作文だったと思います。レベルは大学入試レベルぐらいでしょうか。それほど難しくはないと思います。
生命科学は、穴埋め問題たくさんと、短めの記述問題が数問、計算問題が大問で1問だったと思います。高校の生物と保健体育理論(体のしくみなど)を学習していれば、一部を除き解答できると思います(一部は大学レベル)。計算問題は大学の生物レベルでした。私は、これまで生物をぜんぜん勉強したことがなかったので、大学生用の教科書1冊だけをやって臨んだのですが、これが大間違いでした。おかげで落としてはならない穴埋め問題で大量失点です。しくしくしく。(備考:平成13年度は大幅に難化したらしいです)
小論文は、”医師としての人生設計・・・を書け”という問題だったと思います。参考文や資料などはありませんでした。
全体的に問題が易しめなので、合格点は相当高いと思います。私は二次で不合格となりました。生命科学で大量失点してしまったせいでしょう。易しい問題だっただけに、とても悔やまれます・・・。
ちなみに、三次選抜は集団・個人面接となっていました。
以上。
一次試験は、推薦書、課題作文などの書類審査でした。推薦書は手書きとの指定がありました。課題作文は、”医学・医療を志す者として、必要な資質には何があるか。あなたがそれを持つと考える理由を具体例を挙げて述べなさい”、というものでした。
二次試験は、小論文Tと小論文Uがありました。
小論文Tは、ES細胞に関する文章を読み、それに関する問を記述形式で答えるものでした。基本的に答えは問題文中から導き出せるらしいので、論文読解問題や評論読解問題に近いかもしれません。
小論文Uは、睡眠・覚醒とホルモン分泌に関する英語の論文を読み、それに関する問を記述形式で答えるものでした。専門用語の知識は特に必要ありませんが、どちらかというと科学論文を読みなれている人のほうが解きやすいと思います。まあ、文系出身でも理系出身でもあまり関係はないでしょう。ただし、時間配分には注意しなければ、痛い目にあったかもしれません。私は、センター試験や一般入試に向けて時間配分には常々気を付けるように練習をしていたのが、役に立ちました。
三次試験は、一泊二日の合宿形式で行われました。内容は、個人・集団面接、グループ・ディスカッション、教官とのフリー・コミュニケーションなどなど盛りだくさんでした。合宿中は、お風呂や夜の懇談を除きほとんどすべてが採点対象になるとのことだったので、緊張の連続の2日間でした。しかし、教官の方々が非常に熱心に試験をして下さっているのが、とても良く感じられました。受験生がやる気満々なのは当然ですが、選抜側のやる気を感じられるというのは、非常に良いことだと思います。仕方なしに試験をやっているのではなく、新しい試みへ積極的に挑戦していく姿勢は素晴らしく、私のような考えを持った人間(”何故いま医学部を目指したのか”のページ参照)にとってはとても嬉しいことでした。また、学士編入学試験では、普段どのような方々がチャレンジしているのかぜんぜんわかりませんが、この合宿を通して多くの同じ志しを持つ方たちとコミュニケーションすることができ、とても楽しい2日間でした。
以上。
一次選抜は、論文、推薦書などによる書類選考でした。推薦書はA4で2枚程あります。論文は、”志望の動機、大学で学んだ専門知識、専門知識を医学にどういかすか、を1600字で記載”というものでした。
二次選抜は、英語と自然科学総合問題でした。
英語は英文読解と英作文がありましたが、とにかく量が多いです。得意な人は大丈夫でしょうが、普通(?)の人は必死になってやらないと最後までたどり着けないかもしれません。レベル的にもかなり難しいほうだと思います。私はやっててぜんぜん歯が立っていないような感じがしました。
自然科学総合問題は、全部で6問ありました。
第1問は、物理の電磁気学。点電荷の電位や等電位面になどに関する問題。大学で物理を履修したことがある人なら解けるレベルです。高校+ちょっと大学レベル。
第2問は、化学。エタノールと酢酸からのエステル生成などに関する問題。これも大学で化学を履修したことがある人なら解けるレベルです。高校+ちょっと大学レベル。
第3問は、生化学。エタノールの性質や体への影響などに関する問題。高校+ちょっと大学レベル。
第4問は、生物。多細胞生物における情報伝達による調節(ホルモン、分泌など)に関する問題。単なる知識ではなく考えさせる記述式。
第5問は、生物、生化学。抗生物質の耐性菌に関するもので、やはり考えさせる記述式。
第6問は、生物。遺伝子型や劣性遺伝と発病などに関する問題。
生物ど素人の私には、4,5,6問はさっぱりできませんでした。旭川医大と同じような問題が出るのかと思って勉強していたのですが、考えがとても甘かった。物理まで出題され範囲も広いし、生物は少し専門性が必要なので、センター試験の勉強の傍らでやってるようなにわか勉強じゃぜんぜん太刀打ちできません。他大学の受験で一緒になった薬学部修士の方の話によると、完璧にできたとのことだったので、大学で生物系の勉強を専門にした人にとっては、意外と大したレベルでもないのかもしれません。でも、私にとってはこのレベルは明らかに実力不足でした。
ということで、見事に二次不合格でした。これぐらいできないと、かえって諦めがつきました(←負け惜しみか?)。ちなみに、三次選抜は、2日間に渡り適性評価や面接などいろいろあったようです。
以上。
一次選考は、推薦書、自己推薦書などの書類選考でした。推薦書は手書きということになっています。自己推薦書は、”志望の動機、大学で学んだ専門知識、専門知識を医学・医療にどう生かすか、学業以外で特筆すべき事項、を3000字以内で作成”というものでした。
二次選考は、小論文(英語の学力を問うものがある)と学科試験(基礎的な生物学的知識を問うものがある)、三次選考は1泊2日の日程で面接試験を行うというものでしたが、二次選考日の時点で他大学の合格が決まっていたので、いずれも受験しませんでした。
以上。